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知っているようで知らない「阿吽(あうん)」のおはなし

こんにちは!
神社仏閣に行ったことがない方は少ないと思いますが、お寺の門に立つ仁王像や、神社の狛犬など見たことありますよね。片方は口を大きく開き、もう片方はギュッと口を結んでいます。この姿を「阿吽(あうん)」と呼びますが、これには人生を豊かにする深い知恵が隠されているみたいです。「阿」と「吽」は、古代インドのサンスクリット語のアルファベットにおいて、最初と最後の音にあたります。

「阿(あ)」は、口を開いて出す最初の音。「物事の始まり」や「誕生」を象徴します。「吽(うん)」は、口を閉じて出す最後の音。「物事の終わり」や「消滅」を象徴します。つまり「阿吽」とは、この世の始まりから終わりまでのすべて、もっと言えば「宇宙の真理そのもの」を表しています。

私たちは、新しいことが始まるときに不安になったり、終わったことにいつまでも執着したりして、心を乱してしまいがちです。しかし、阿吽の教えは、「始まりも終わりも、すべてが揃ってひとつの形である」と説いています。今の自分に起きている出来事を、まずは「阿」として受け入れる。そして、それを一つの経験として「吽」と完結させる。この始まりと終わりのリズムを受け入れることで、心の中に余計な迷いが溜まらなくなります。

執着を捨てて、今この瞬間の「呼吸」に集中すること。 自分の内側(こころの状態)と外側(起きている現実)を、この阿吽の呼吸で一致させていくと、驚くほど心が軽くなり、生きやすくなるのではないでしょうか。

また、よく、息の合ったコンビを「阿吽の呼吸」と言いますが、これは本来、自分の内側(こころ)を整えるための教えでもあるそうですよ。息をしっかり吸って、丁寧に出しましょう。

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